介護職員等特定処遇改善加算について
2019年度の介護報酬改定に伴い、介護職員の確保と定着を目指して、介護職員処遇改善加算と、介護職員等特定処遇改善加算を設けて、経験と技能のある介護職員に重点をおいて、介護職員の処遇のいっそうの改善という 趣旨を念頭に入れ、ある程度、他の職種の処遇改善にも取り組むことができるよう、柔軟に運用することを認めるとし、処遇改善を更に実施したところです。
桂ケアサービス株式会社では、2020年度には全事業所において、介護職員等特定処遇改善加算(Ⅰ)を算定しており、職員の処遇のよりいっそうの改善に努力しております。
職場環境等要件の取り組み | 桂ケアサービスでの取り組み | |
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資質を向上 | 介護福祉士の取得を働きながら目指す者に対しての支援や、専門性のより高い介護技術の取得をしようとする者に対し、喀痰吸引、認知症ケア研修、中堅職員向けのマネジメント研修の受講を支援(研修受講時、他の介護職員の負担を軽減する代替職員確保を含む) | 介護福祉士取得及び介護支援専門員更新に要する費用の補助を行っています。 |
労働環境及び・処遇改善 | 新人の介護職員の早期離職を防止するためのエルダー・メンター(新人指導担当者)制度等を導入 | 新人の介護職員には指導担当の職員を割り当てて教育しております |
ICT活用(ケアの内容や申し送り事項の共有などを含む)による介護職員の事務業務の負担を軽減、個々の利用者に対するサービス履歴、利用者情報の蓄積による個々の利用者の特性に応じたサービス提供等)による業務の省力化 | 社内サーバーを活用し介護サービス内容等の共有や介護職員の出退勤の管理も行い、事務負担軽減に努めています。 | |
子育てと両立を目指す介護職員のために育児休業制度等を充実 | 子育てと仕事を両立させたい職員に向けて、育児休業制度の奨励及び、育児休暇終了後も柔軟に働けるよう対応しています。 | |
ミーティングなどによって職場内のコミュニケーションを円滑にして個々の介護職員の気づきを念頭に勤務環境やケア内容を改善 | ホーム長会議を定期的に実施し、各拠点ごとの職員の職場環境やケア充実のための話し合い改善を行っています。 | |
その他 | 介護サービス情報公表制度を活用した経営・人材育成理念の見える化 | 介護サービス情報公表制度に基づいて経営及び人材育成の理念の見える化を図っています。 |
地域の児童や生徒、住民との交流を通して地域包括ケアの一員としたモチベーションの向上 | 地域行事への積極的な参加や職業訓練、及びボランティア活動の受け入れに取り組んでいます。 | |
非正規から正規職員への転換 | 非正規職員が正規職員へ転換することを奨励しています。 | |
職員を増員して業務負担を軽減 | 日本人の労働者に加え、外国人技能実習生を受け入れ、将来における労働力不足に対応できるようにしております。 |